top of page

「心が動く」体験とその力を信じたい

子どもたち一人ひとりが持つ「やりたい」「成長したい」という気持ちを信じ、

日々あたたかな眼差しで見守り大事にします。行事のための練習ばかりの生活や旧来型の詰め込み型保育ではない、子どもらしさ・生きる喜びを育んでいきます。

「おたがいさま」で育ちます

保護者の方も一緒に「One Team」としてみんなでつくっていくこども園です。

子どもだけでなく、大人も一緒に育ち合うことを目指します。

野田の皆さんにひらかれています

「社会で子どもを支えていく」「教育はコミュニティで支えていく」こと、子どもたちの豊かさを地域のいろいろな人に届けていくことで、地域の人たちから返ってくるものが沢山あるように感じています。

子どもはよく大人の姿を見て育っていきます。子どもたちに願うこと、作っていってほしい社会を、まず自分たちが作っていくことが大事だと感じています。
地域のいろいろな人、園の関係者など様々な方に協力してもらいながら、子どもの環境を豊かにしていきたい。そんな考えを持っています。「子どもはひとつのことにのめり込んでいる人と一緒に追体験すると、その面白さをより深く学びます。様々なバックグラウンドを持っている、その領域のことが大好きな人達に、地域から来てもらって、子どもたちと一緒に活動してもらえたらいいなと考えています。

保育理念

学びのパートナーとしての保育者

​保育者の役割

「子どもたちが自ら興味を持ち、その興味が広がっていく。」そこから学びにつながっていくように、子どもたちとの関わりを工夫しています。子どもの心が開いているとき、心が動くときって、もっとも深い学びにつながりやすいと考えています。そういう機会を作るために、保育者は子どもたちの興味や関心がどこにあるかということをきちんと捉えることを大切にしています。

子どもたちの「こころが動く」場面を生み、子どもたちの中から出てくる興味・関心・意欲に向き合う、学びのための豊富な資源、生きた素材をいかに用意できるかということが、非常に重要な保育士を中心とした大人の役割だと考えています。

 

のだのこども園では、​「大人」と「子ども」という違った立場での関わり合いではなく、「人」対「人」としての関わりを大切にしています。

わたしたちのこども観

​こどもをどのように見ているか

こどもの意見・考えを尊重し、大人だけでなく、子どもも含めて、みんなで考えていくことを大切にしています。子どもを一人の人間としてみたときに、子どもは「未熟で弱い存在」ではなく、「有能な学び手」であると考えています。

子どもは遊びを通じて「心が動いた瞬間」に

さまざまなことを学んでいきます。ひとりで遊んでいても、徐々に仲間が増えていき、大きな輪に広がることもあります。様々なシーンで自分が
仲間に認められる経験が、仲間の大切さを実感させ、コミュニケーション力や自己肯定感が育つのです。子どもの興味や得意はそれぞれ違い、多様性があって当然で、 すべての子どもが心から楽しいと感じ、のびのびと成長していきます。
そうして人生の根っこ、人の芯の部分が太く伸びていくのではないかと感じています

環境・​実践について

誰もが居心地よく過ごせるように、園の内装は木が中心の落ち着いた、あたたかい色づかいでできています。
豊かな自然を感じられる環境で、それぞれの保育室だけでなく、広い園庭や、太陽をいっぱいに浴びられるデッキ、大きなホール等で子どもたちはのびのびと過ごせる環境があります。

保育者が子どもたちの姿をとらえながら日々話し合い、保育室はこどもの興味関心に即して変化していきます。
また、育ち・学びを記録した“ドキュメンテーション”の展示やこどもたちの作品展示をはじめ、子どもの活動の軌跡、存在を感じられるような空間になっています。

ドキュメンテーションについて




ドキュメンテーションとは、写真や文章(時に動画も。)を用いながら、子どもたちの学びを記録したものです。
何を学んでいるか、どのように学んでいるか。子どもたちの学びの過程は、この「ドキュメンテーション」という記録で、子どもと園の大人に可視化され、共有されます。
「ドキュメンテーション」で子どもの学びの世界に触れ、子どもの学びを応援し、ときに学びにかかわったりしながら、子どもの理解を深めていきます。

のだの間

のだのこども園は、子どもたちばかりでなく、地域にひらかれた社会(コミュニティー)をつくりたいと考え、のだの間という地域との中間スペースをつくっています。
かつて神社の境内が子どもの遊び場だったり、地域の人々の憩いの場所だったり、縁日のステージだったようになれないか。いつしか休日には地域の皆さんが参加する音楽会がひらかれて、園のすぐ近くには毎朝いい香りがたまら
ないパン屋さんができ、「実はこんなことやりたかったんです」と未来にわくわくした人たちが集まって「のだの○○」をつくっていく。その真ん中にこども園があると面白いなと思います。その社会では大人よりも子どもたちのほうが、顔が広くなりますね。
小さな子どもたちの大きな社会を、野田と子どもたちを愛する皆さんとともに本気でつくりたいと思っています。

bottom of page